本棚を購入している方、購入する予定の方の中には「地震対策、大丈夫かな」「自身が来た時に心配…」と考えている方が多いと思います。
日本に住んでいる以上、地震対策は必須です。

震度3以上で数えると、2021年には233回の地震が日本で起きています。
これは、2日に1回以上の割合で地震が起きていることになります。
2022年9月時点、2022年の震度3以上の地震は130回以上発生しています。
発生日時を詳しく見てみると、ほぼ毎日のように地震が起きていることがわかります。
これだけ地震が起こっている中で、対策をしないわけにはいきません。
そこで今回は、すぐにできる地震対策をどこよりも分かりやすく徹底解説いたします!
本棚に特化して説明をしますが食器棚や収納棚、クローゼットなど、あらゆるものに対応可能!
全ての家具を想定しながら、ご覧ください。
結論からお伝えすると、本棚の地震対策は大きく次の2つに分けられます。
1.本棚の置き方を工夫する
2.地震対策グッズを使う
地震対策グッズを紹介している箇所では、次の4つを紹介します!
3.「対策できない本棚」については本棚の種類ごとに記していきますので、本棚の種類がよく分からないという方は、最初もしくは紹介された時に下の記事をご覧ください!

5分あれば大まかに読める内容ですので、この記事でしっかりと学んで行動に移しましょう!
【地震対策①】本棚の置き方・選び方を徹底解説!

本棚の置き方・選び方を工夫することで、地震への対策をすることができます。
4つご紹介しますので、しっかりと確認しておきましょう!
1.本棚が転倒しないように固定する
特に背の高い本棚の場合、揺れに対して不安定になりますので、倒れやすい。
壁などに固定することで、家具の転倒を防ぐことができますね。
これは地震への最も安全で必要な対策といえます。
【地震対策②】で固定できるグッズに関しては徹底紹介しています。
2.背の低い本棚を選ぶ
地震の際、最も守らなければならないのは「頭」です。
頭を守ることを念頭に置き、背の低い本棚を選択するとよいでしょう。
背の低い本棚は安定感がありますので、揺れにも多少耐えることができます。
特に地震対策がしにくい「回転式本棚」や「パズル本棚」を選択される際には背を低くすることを意識しましょう。
3.本棚は出入り口を塞がないように設置する
地震が起きたら避難経路を確保する必要があります。
余震が来る可能性、家事などの2次災害が起こる可能性などがあるからですね。
そんな時に本棚が倒れて部屋からの避難経路(窓やドア)を塞いでしまうと大変です。
特に背の高い本棚を設置する場合は、倒れた時の想定を行い、本棚を置く場所を考えておきましょう。
4.寝室や子ども部屋には本棚を置かないよう心掛ける
寝ているときは咄嗟の対応ができません。
また、子どもたちは体も弱く地震への対応力も優れていません。
特に危険になりうる2か所は可能な限り本棚を置かないようにしましょう。
もし置く場合は、先に紹介した「本棚の固定」「背の低い本棚の選択」「出入り口を塞がない」を意識しましょう!
本棚のメンテナンスについて知りたい方はこちら!
【地震対策②】今すぐ付けるべき地震対策グッズを徹底解説!

ここでは5つの地震対策グッズを徹底解説します!
グッズ一覧はこちら!
1.突っ張り棒
2.耐震マット(滑り止め)
3.L型(T型)ストッパー
4.ダンパー(ホールド)
5.耐震ベルト
それぞれ詳しく解説します。
1.「突っ張り棒」で固定する

突っ張り棒は、天井と家具を支えることで揺れによる家具の転倒を抑えるグッズです。
突っ張り棒
【特徴】天井と家具を支えることで揺れによる家具の転倒を抑えるグッズ
【価格帯】1600円~18000円(送料別)
【対応できない本棚】折りたたみ本棚、回転式本棚、パズル式本棚、キャスター本棚、背の低い本棚
安いもので1600円、高いものでは18000円のものがあります。
背の高い本棚にはおおよそ対応しますが、背の低い本棚や柔軟に動かせることが特徴の本棚には対応しません。
また、背の高い本棚(縦長の本棚)には元から突っ張り棒の役割を果たした収納棚がついている物も多くあります。
「スペースを有効活用したい」「地震対策が既にできている縦長本棚がほしい」という方は下の記事をご覧ください。
私が最もおすすめするのは安くて耐久性もしっかりしているアイリスオーヤマの突っ張り棒です。
1つ当たり約2000円と格安である上に対応できる高さのバリエーションも豊かです。
家の棚を数えると対策をしなければならない箇所がいくつかあると思いますので、安くて安心できる突っ張り棒をいくつか購入しておくとよいでしょう。
2.「耐震マット(滑り止め)」で揺れに強くする

耐震マット
【特徴】家具・家電の下につけて床と密着させるジェル状のマット
【価格帯】100円~9000円(送料別)
【対応できない本棚】折り畳み本棚、キャスター本棚
耐震マットは、全ての本棚に対応します。
しかし、移動や収納に特化した本棚には基本的に対応できません。
100均でも耐震マットは販売していますが、耐荷重(耐えられる重さ)は少なめです。
また、耐えられる揺れも弱めとなっているため、より安心できるものを求めるのであれば下の商品をおすすめします。
強い揺れへの警戒が必要な中で、こちらの耐震マットは震度7まで耐えられる設計となっています。
また、現役の防災士が推薦しているというのも大きなポイントですね♪
これは必ず買っておきたい!
3.「L型ストッパー」で固定する

L型(T型)ストッパー
【特徴】壁と家具を固定して揺れに強くするグッズ
【価格帯】2000円~5000円(送料別の2~4個セット)
【対応できない本棚】回転式本棚、パズル式本棚、キャスター本棚
L(T)型ストッパーの良いところは取り付けが簡単なところと目立たないところです。
突っ張り棒と仕組みは似ていますが、小さく棚のすぐ上で完結するので外から見ても違和感はありません。
背の低い本棚にも対応できますので、コスパは非常に良いと考えられます。
値段も安いもので2000円ほどでしっかりと固定できますので、今のうちに対策をしておきたいですね!
私が最もおすすめしたいのは下のストッパーです。
販売している中で安定感もあり、コストも削減できます!
また、使用箇所は様々です。
本棚をはじめ、パソコンのディスプレイなどの細かな商品にも対応します!
まとめて購入して、ポチポチとつけてしまうことをおすすめします!
4.「ダンパー」で振動を吸収する

ダンパー(ホールド)
【特徴】地震が起きた際に振動の衝撃を吸収する装置
【価格帯】2000円~7000円(送料別)
【対応できない本棚】回転式本棚、パズル式本棚、キャスター本棚、折り畳み本棚
ダンパーは家に付ける下の画像のような形が有名です。

このダンパーを棚に付けたりするのは手間も費用も掛かります。
そこで紹介するのはゴム製のダンパー(別名ホールド)です。
先ほど紹介したL型(T型)ストッパーに形の似ている商品がありますが、役割が全く違います。
ダンパーは振動を吸収する役割なので、本棚にかかる負担を減らしてくれるわけです。
ダンパーと他のグッズを合わせて使うと安全面ではとても良いと考えられます!
値段もそれほど高くはありませんので、この機会に買っておくとよいでしょう。
私がおすすめしたいダンパーはこちらです!
このダンパー(ホールド)は、震度7に対応している上に対応年数が8年!
3社を見ると、値段が3500円くらいなので1年あたり約450円であなたを守ってくれます!
先ほども記載しましたが、これは振動を吸収するグッズなので、揺れを止める他の商品と一緒に使用することをおすすめします!
5.「耐震ベルト」で固定する

耐震ベルト
【特徴】壁と家具を固定して揺れに強くするグッズ
【価格帯】2500円前後(送料別)
【対応できない本棚】回転式本棚、パズル式本棚、キャスター本棚、折り畳み本棚
耐震ベルトはL型(T型)ストッパーと同様の役割をします。
しかし耐震ベルトの場合、距離が少し離れても対応できますので、本棚を壁から少し離して置くという方におすすめです!
耐震ベルトは固定しにくいテレビに使用することが多いです。
テレビの固定を考える場合は耐震ベルトが良いでしょう。
私が最もおすすめする耐震ベルトは次のものです!
耐震ベルトは商品数自体が少ないです。
その中でも、デザイン性と耐久性に優れている商品はこちらですね。
ご検討ください!
【おわりに】「まとめ」と「知っておきたい情報」
ここまで、本棚の地震対策の「方法」と「グッズ」について分かりやすく解説してきました。
改めてにはなりますが、今回紹介した地震対策は本棚だけでなく他の家具・家電にも対応します!
いつ起こるか分からない地震への対応をしっかりと行っておきましょう!
地震対策はこれでバッチリ!
だからこそ、本棚を購入する前の方は本棚選びが大切です!
本棚を選ぶ上でおすすめしたい記事を3つにまとめましたので、興味のあるものをぜひご覧ください!
素敵な本棚が見つかります♪
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