本棚を設置する時に生じる大きな疑問の1つが「本棚をエアコンの下において良いの?」という疑問だと思います。
そんな疑問を分かりやすく徹底解説します!
本棚に限らず、家具全般にも言えることなのでぜひ参考にしてください!
まず、結論からお伝えします。
【結論】
・本棚はエアコンの下に置くべきではない!
・エアコンの向かい側にも本棚は置くべきでない!
分かりやすくその理由を説明しますが、家具全般にも言えることなので是非ご覧ください!
エアコンの下に本棚を置いてはいけない理由

エアコンの下に本棚を置いてはいけない理由は大きく次の3つがあります。
それぞれ詳しく解説します!
【理由①】湿気によって本棚が痛む上にホコリがたまる
本棚の多くは木でできています。
最近では湿気に強い無垢材や合成木材が使用されたりコーティングされたりして対策がなされていますが、全ての本棚がそうではありません。
また、湿気に強いというだけであって全く影響を受けないわけではありません。
水分を含んで木材が歪んでしまうこと、傷んでしまうことも考えられますのでエアコンの下は避けましょう。
さらに、エアコンの下にはホコリがたまりやすいのです。
特に背の高い本棚の場合、本棚の上に短期間で多くのホコリがたまってしまうことに繋がりますので本棚の品質維持や部屋の衛生上良くありません。
【理由②】部屋の温度管理に影響が出る
特に背の高い本棚に当てはまりますが、部屋の温度管理を妨げてしまう危険性があります。
エアコンには温度を感知するセンサーが取り付けられており、そこで室内の温度を感知して調節しています。
そして、そのセンサーはエアコンの吹き出し口に付いていることが多いのです。
つまり、背の高い本棚がセンサー周辺の空間を妨害してしまいまい、温度を正確に把握してくれなくなるのです。
現時点で「部屋のエアコンに利きが悪いな…」と感じておられる方は家具の位置をお確かめください。
業務用のエアコンの場合は、温度調節をするリモコンが壁についていることが多くあります。
そのタイプは壁のリモコンに温度センサーが付いている可能性が高いので、リモコン周辺の環境をお確かめください。
さらに、エアコンから出る風を本棚が妨げてしまうこともあります。
部屋が涼しくならない、温かくならないという原因になりますので、こちらも注意したい所です。
【理由③】水滴が落ちて本棚が痛む危険性がある
エアコンの下にはフィルターに付いた汚れなどが原因で水滴が落ちてくることがあります。
その水滴を放置してしまうと特に木の本棚であれば変形してしまったりカビが生えてしまったりする危険性があります。
水滴が落ちたタイミングでのふき取りや定期的な本棚上のメンテナンスは難しいと思いますので、エアコン下に本棚を置くことは避けましょう。
エアコンの向かい側に本棚を置いてはいけない理由

エアコンの向かい側に本棚を置いてはいけない理由は大きく次の2つがあります。
こちらもそれぞれ詳しく見ていきます。
【理由①】エアコンから出る風を妨げてしまう危険性がある
こちらは、エアコンの下に本棚を置く場合の危険性としても取り上げました。
エアコンの風が直接当たる場所に本棚(家具全般)を置くと、簡単に想像できるように風の通り道が無くなってしまいます。
また、本棚は特に吹き抜けが無いものが多い為、風の通り道を完全に塞いでしまうのです。
大きな影響かと言われたらそれほど大きくはないかもしれませんが、少なからずエアコンの効き目に影響するでしょう。
【理由②】湿気や熱によって本が傷んでしまう可能性がある
本棚にしまうものの多くは紙の本でしょう。
紙は湿気や熱にとても弱い素材ですので、直接エアコンが当たる向かい側に本棚を設置すると本が傷む危険性があります。
熱や湿気によって変形した紙は直すことに苦労しますので、最初から避けておきましょう。
【まとめ】と【知っておきたい情報】
ここまでの情報から今一度結論をお伝えします。
【結論】
・本棚はエアコンの下に置くべきではない!
・エアコンの向かい側にも本棚は置くべきでない!
本棚をはじめとした家具をエアコンの下や向かい側に置くのは避けましょう。
直接エアコンに当たらない場所、近すぎない場所がベストと言えます。
この他にも本棚に関して気を付けるべき点はいくつかあります。
本棚を購入・設置する場合に気を付けるべき点については下の記事にすべてまとめてあります。

また、本棚の掃除にも困る方々は多いでしょう。
さらに「面倒くさいことはしたくない」「掃除は簡単な方法が良い」と考える方は多いと思います。
そんな方々のために、ズボラでもできる掃除方法を徹底解説していますのでそちらもご覧ください。

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